PGGAUZE便り

2019/05/29野鳥川の修復工事


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去年の集中豪雨により崩壊した野鳥川の石畳。
今年に入ってその修復工事が始まりました。

秋月めがね橋から眺める野鳥川は、全国的にもめずらしい石畳の上を流れる川で、
夏になると秋月小学校の子供たちが、自然観察を兼ねて
川遊びにやってきます。

山から下ってきたばかりの水は冷たく澄んでいて、
岩陰の小さな魚も隠れることのできない透明さ。
不思議な色の石も、川底で揺れる草も、キラキラと日差しに反射して
子どもたちの目には宝物のようにうつったに違いありません。
「見て見て!見つけたよ!」
子どもたちの楽しそうな声は、少し離れた私たちの仕事場にも響いてきました。
なんとなく季節の風物詩のように感じていたその光景が
今年は見られないのかな、と少し寂しく感じていた、その矢先。
まるで

「そろそろ子どもたちが川遊びする時期になったなあ。」
「そうか、じゃあ、間に合わせなくちゃなあ。」

そんな話し合いがあったかのようなタイミングで、
修復工事がはじまったのです。
そのことが、本当に本当に嬉しくて。

子どもたちに当たり前に川で遊んでほしいです。
秋月の豊かな自然にたくさん触れながら、心の引き出しをいっぱいにしながら
大きくなってほしいです。
幼い頃に好きだったものが、少なからず大人になった今の自分を支えているように
子ども時代の思い出が、成長していく子供たちの背中を
いつかどこかで押してくれると思うからです。

蛍が舞う以前の景色に戻るにはまだまだ時間がかかりそうですが
子どもたちの声は思った以上に早く帰ってくるかもしれません。
そんな期待を抱きながら、ゴトーンゴトーンと響く作業車の音に
おもいを馳せる今日この頃です。


 

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